うつ病は必ずなおる!~うつ病医師の闘病記~
うつ病になった医師の日常を綴ります。考えること、思い出すことなど。元気が出る書籍、気分転換の方法なども紹介します。
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最近よく考えてしまうことがあります。

僕のこの数年間は、一体なんだったのだろう・・・と。

順調だった中学高校時代。
無理ややんちゃをした大学時代。
そして、走りに走って、もうこれ以上走ることができないくらい走った、社会人生活。

急に幕が下りたかのように、ある日、突然、僕を襲った無力感。

無力感と、言葉にすると一言だけど、力が抜けるとはこのことか、としみじみ思い、眠り続けたうつ病発症の時期。

人それぞれ、色々な発症の形式があるのでしょう。
状況は、みんながみんな違うのでしょう。
だから、僕は僕の場合に限ったことしかいえないし、僕がもう一度、あのときに戻ったら同じように回復してくることができたかどうか、分からない。

実は、僕は発症当時から全く職場に行けなかった約1年間は、自殺のことを考えたことは一度もない。
なぜかは分からない。死にたいというよりは、無気力に沈み込み、世間の目立たないところにいて、ただじっと、何かを見つめる石のようなものだった。ただ時が過ぎるのをやりすごすしかない、そんな毎日だったように思う。極力考えないように、何かに傾倒することで、自分を見つめることを避けていたのかもしれない。それでも我に返って、現在の自分の状況と、どこかに見えていた理想の自分とのギャップに愕然としたのは一度や二度ではない。
しかし、時が過ぎるにつれ、そんな辛い気持ちは少しずつ影を潜め、生活に支障がないところまで来ている。

そして、今になって時々、ひどい希死念慮が僕の頭をつつみ、僕を苦しめます。
なぜだか分かりませんが、今自分が生きていることに対して、あまり喜びや楽しみを感じられないのです。

dutyとして追いかけてくる仕事は、やってしまったほうがラクなのでやります。
そうやって毎日をやり過ごしてはいます。

しかし、一日のうちで、楽しいと思えたこと、嬉しいと思えたことがないのです。
つまらない日常の積み重ねこそが人生なのかもしれません。
映画やテレビドラマや小説のような人生は空想かもしれません。
しかし、このような毎日がこれからずっと続くとしたら、僕はもう生きていたくない。

そんな思いが、一瞬、僕の頭の中をよぎるのです。
そして、自殺なんかできる勇気を持たない僕は、また悶々とした毎日に埋もれていくのかもしれません。

一応、社会生活に適応するところまで回復していると、精神科医に言われた今でさえ、このような葛藤があり、すっかりさっぱり治ってしまったわけではないのです。

この数年で僕がたどってきた道は一体なんだったのだろう・・・
考えて答えが出るわけではありませんが、よくわからなくなります。

やっぱりまだまだ「闘病記」は続くのかもしれません。
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なんと,十二指腸潰瘍になりました。

実は最近,おなかがすく時間になると背中がしくしくと痛くなってきて,気になっていました。

知っている消化器科の先生に診てもらって薬をもらいました。

今まで,うつ病で家にこもっていたせいでずいぶんと体重も増えていたので,体が重いなぁ・・・と思っていました。

それが,最近になって,なんとなく食欲がなくなってきていたので,ちょっとダイエットでもしてみようと始めたのが4月だったかな?

この2ヶ月で10キロぐらい減量しています。
減らしたというより,減っちゃった感じです。

無理なダイエットではなく,夕飯を食べなかったり(食欲がないので),サラダだけにしたりしました。
また,アルコールはぱったりと止めました。
今まで,毎日ビールや発泡酒を飲んでいたので,ほぼ習慣化していたのですが,一旦止めてみたら意外にできるもので,今はたいして飲みたいとも思いません。

ガリガリになるのは嫌なので,簡単な筋トレも始めました。

結果としておよそ10キロの減量とある程度の筋肉がつきました。
ちなみにBMI(Body Mass Index)は20くらいで,ちょうどいいかな,と思っています。

いやいや,今回は別にダイエットの話をしたいわけではありません。

いつの間にか十二指腸潰瘍になっていたことにびっくりしているのです。
意識の範囲では自分にストレスがかかっているとは感じていませんでした。もちろん,休んでいたときに比べると,仕事にでてくれば人との関わり合いがあるわけで,自然にストレスになっていたのかなぁ・・・と。

ストレスが意識上にのぼってきて,さらに発散できると最も健康的なんでしょうけど,なんだか自分の場合はそれがうまくいかないみたいですねぇ。

こういうひずみがたまりにたまって,心の病気として発現するのかもしれません。
今回の潰瘍は,心ではなくて体のほうにでてしまったのかな?
なんて思ってます。

心と体は全然意識しないですけど,密接に関係しているんでしょうね。

今回のことは,ちょっと黄色信号としてとらえることにして,無理をしないよう心がけようと思います。

deppyでした。

テーマ:(*・∀・)ノ{ちょっと聞いて下さいよ! - ジャンル:日記

一口にうつ病といっても、本当に千差万別なんですね・・・
コメントを書いてくださった方々の詳細を読んでいると、実感します。
学問的にいろいろな分類があるんでしょうけど、それ以上に本当に個人個人で全く症状が違うんだなぁ、と思います。

僕も病気にかかって、しばらくの間は、うつ病経験がある人の話を聞いたり、本を読んだりして、どうすれば治るのか、どんな症状が出やすいのか、薬はいつ頃効いてきて、どのくらいでやめられるのか・・・などなど、情報を集めるのに必死な時期がありました。もちろん、極期にはそんな風に考える余裕すらありませんでしたから、薬を飲んでひたすら眠り続けていたわけですが。

しかし、あるときから、なんとなく、ああ、そんなにあせっても仕方がないんだなぁ・・・と、諦めというかふんぎりがついたというか、そんな風に思うようになりました。

だいたい、症状には個人差があって千差万別なわけですし、うつ病といっても、学問的に分類されている先にさらにまだ確定していない分類だってあるはずなんです。だから、それらを一緒にして、うつ病の場合はこうなります、とか、こうしましょう、といわれても、個人的には一致しない場合が出てくるのは当たり前のことなのです。
そういうわけで、自分に素直に生きればいいのかな、と最近は色々なことをあまり気にしないようになりました。

また、以前にも書いたように思いますが、病気のさなかでは、親切心で言ってくれる周りのアドバイスや励ましすら、自分を責めているようで、こうこうこうすればいい、などとアドバイスされても、素直に受け取れないことが多いです。あなたはそうかもしれないけれど、私にはあてはまらない、そういうことがあってもいいと思います。

逆に、僕がうつになって、ある程度回復してきたので、友達や周りの人から、どうすればいいか、という質問を受けることがあります。
そういうときも、自分の経験を細かく話すというよりも、本人の気持ちをよく聞いて、その上で、それでいいんじゃない、とか、そうだよね、たいへんだよねぇ、などと相づちをうったり、とにかくよく聞くことにしています。だいたい、相談されても、本人の中では答えは出ていることが多いですし。
もちろん、突き放すというわけではありませんが、人それぞれ違うので、適切なアドバイスなんて最初から無理なんじゃないかと個人的には思っています。

そんな風に思えるのも、自分がうつになって、ある程度、幅が広がって、受け入れ可能な範囲が広がったからなのかもしれません。

桜梅桃李(おうばいとうり)ともいいますが、人それぞれの人生。
それでいいのだと思います。

テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

最近ボチボチの私です

朝起きて,顔を洗って,ご飯を食べて,歯を磨いて出かける・・・といった日常の当たり前のことを当たり前にこなすことにはほとんど苦痛を感じなくなっています。

仕事はバリバリに働くと言うよりは,淡々とやる感じですが,朝行って,日中は職場にいて,夜に帰ってくる,という,なんでもない動作を通常通りできるようになってきたのは,成長というか,回復なのだと思います。

うつは再発しやすいと聞くと再発が怖くて,なんとなく不調だなぁと感じる日は,無理せず,その日の最低限の仕事なり何なりをこなして,とにかく早めに帰って眠るようにしています。8時とか9時には寝ちゃいます。
不思議なもので1日ぐっすり寝ると,ある程度の余裕が生まれるのでしょうか,翌朝,少しのやる気が出てきているのを感じます。もちろん,眠れないときもあるので,そんなときは睡眠薬などの薬に頼ることもあります。

そんな風に少し不調でも,最低限の自分の生活を維持できるようになって来たのは大きな変化です。
以前は,調子が悪いとその段階で家に帰ったり,翌日,急に休んでしまったり,頼まれた仕事や約束があるのにすっぽかしたり・・・という状態でした。そういうときは,自分ができなかったことが余計に重く感じられて,人に迷惑をかけてしまった・・・とか,また逆戻りだ・・・とか思って,具合が悪くなったりします。

うつ病を含めて心の病気と言うのは本当にじっくり付き合っていかないといけないんだなぁ・・・と実感します。
確かに薬剤は効果的ですが,一時しのぎであったり,逆に長期間内服を続けないと効果がでてこない物です。やはり自分の病気は急によくなるものではなく,少しずつしか変化しないことを分かっておく必要があると思います。

コメントを下さる方々の中にはうつになって何年または10何年という方もいらっしゃいます。
それでも,生きていることはそれ自体,すごいことだと思うのです。
夢も希望もないような現代社会で,自分を見つめながらも,今を生きているということが,奇跡的とさえ思えてくるのです。

生きていれば何かいいことがあるのでしょう。
生きてさえいれば可能性は残されるのです。
そう言い聞かせて,今日もまた過ぎ行く時間に身を任せています。

なんか湿っぽくなりましたが,是非,コメントをお待ちしています。
ブログを始めて、だいぶ時間が経ちました。

当初、まめに更新して、記事もたくさん書いていました。

今はほとんど記事がかけない状態で現実世界にウエイトをおいていますが、こんなブログでも、コメントを下さる方がいます。

本当に嬉しいです。

自分と同じような苦労をしているんだなぁと思うと、何としても回復してほしいと祈るような気持ちになります。

今では精神科や心療内科の敷居は低くなってきていますが、それでもやっぱり、うつ病になるような方は(自分はさておき)、まじめな方が多いので、世間体などを気にして、なかなか受診できないということがあると思います。

でも、れっきとした病気なんですから、専門の医師の診察を受けて、適切な治療を受けてほしいと思います。

抗うつ薬の内服を始めてから自分もかなりの時間が経ちますが、きちんと治療を受けてきてよかったと思っています。

もしも・・・ということは人生ではありえないので、分かりませんが、きちんとした治療を受けていなかったら、どうなっていたか想像できません。
僕個人としては、あの、一番辛いときを乗り越えられたのは、やっぱり、薬の力が大きいです。
また、主治医の先生の言葉が大きな励みになりました。
そして、何よりも、家族の理解と支えが不可欠だったと思います。

まとまりませんが、この辺で・・・

少しずつ更新していきます。
皆さんも、どうぞコメントを下さい。

今後ともよろしくどうぞ。
とってもとってもひさしぶりです
deppy生きてました

現実の中でちゃんと生きてました
むしろパソコンを開いたのが久しぶりです

前の更新からえらい時間が経過していますが,その間のことを説明するのはとっても難しいです

事実だけを言うとすれば,2年前のうつ病発症以来,現在も精神科通院を続けており,内服薬の種類は変わっておらず,1日の投与量もMAX時から変わっていないということです

しかし,生活は徐々に,そして確実に変化してきました

よい方向への変化です

仕事にもほぼフルに復帰し,それなりにやってます
仕事の復帰までにはかなりの紆余曲折,危機が何度もありましたが,なんとかここまでたどり着き,ようやくこのブログに書き込める余裕ができたという感じです.

当初,ブログをはじめたときは,現実社会から引っ込んだところで,自分の生きる場所,存在意義を捜し求めていたようなところがあります.それで,同じような境遇のかたがたに助けを求めていたのかもしれません.

しかし,少しずつ,仕事や日々の生活にもどる途上で,エネルギーを使い果たして,こちら(このブログのこと)にそそぐパワーがありませんでした.
なんとなく,そんな感じです.

ともかくも,今は通院と内服を持続しつつ,仕事でいっぱいいっぱいというのが本音といったところです.
そして,徐々に余裕ができてようやく今日,

書き込みしてみよう...

という気持ちになれたわけです

自分の世界が仕事オンリーだと,2年前にこけたように,同じ過ちを繰り返す可能性があるので,仕事はぼちぼち(いっぱいいっぱいですが...),他にものんびりやれることを考えていければと思っています

なんだか,ごちゃごちゃとまとまらない書き込みになってしまいましたが,今日に至るまでの道のりについて,日記とかに書いたりして記録がありますので,少しずつ思い出してアップできたらと思っています.

2年前のちょうど今頃でしょうか,職場を”ひどい胃腸炎”ということで,何日か休み,家でJR福知山線の脱線事故の報道を霧のかかったような霞んだ視界の中でながめていたのを思い出します.

あれから2年経ったのか...

なんだかタイムスリップしたような不思議な気分です

こんな調子で,もう少しこの世界で生きてゆくのかもしれません...
ごぶさたしてました。

deppyです。

生きてました。

なんというか、なんとか・・・

生きてました。

このブログにコメントを寄せてくださった皆様、大変大変ありがとうございます。

ときどき、ブログのぞいてました。

でも、なかなか返信する気力がなかったというのが本音です。

記事を楽しみにしていた皆さん、すみませんでした。

しばらくブログが更新できなかった、はっきりとした理由は無いのですが、この半年ぐらいで、自分に変化があったのは確かです。

余裕が無かったのも確かです。

ただ落ち込んでいた=調子が悪かった、というわけではないのです。

ご理解いただけないことを前提に。

なんとか、職場復帰していたのです。

そして、せいっぱいだったわけです。

調子のいいときにブログを始めて、やっぱり書くことも相応のパワーが必要だということを思い知りました。

書き続けることは、もっと大変だとわかりました。

生きることが精一杯の状態で、なんとか時をやり過ごしていた・・・
それが実感です。

この半年以上の間、いろいろなことがありました。

少しずつ、発信して行こうと思います。

今後もどうぞよろしくお願いします。

deppy

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

プロフィール

ハンドルネーム: deppy(でっぴー)
うつ病歴: 1年
職業: 医師(内科医)
ひと言: はじめましてdeppyです。オイラのうつ病体験がみんなのためになれば嬉しいな。みなさんよろしくね~

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